労働基準監督署がやって来た 前編
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夏の暑い日、7月の給料日の翌日でした。突然、作業着を着て、白いヘルメットを持った女の人がリュックを背負って会社事務所にやって来ました。
工事の関係者かな?と事務所の全員が思いました。色々、工事をしていた事もありましたからね。
身分証を見せられた受付の子がまず動揺を隠せず担当へ繋ぎました。すかさず総務が慌てて応接へ誘導して行きました。
良く見ると、ヘルメットにも基準監督署の文字がありました。事務所は騒然でしたよ。私は現場があるのでその後は見て要られませんでした。
少しすると、監督署の方と我が社のNo.2の取り締まり役が現場にきて機械の説明やらをしていました。
割と労災も多く発生していましたから、労災の査察かなと私は思っていました。
労災と言えば、何か事故が起きる度に工場責任者として私の名前が使われるので嫌な気がしていました。
呼び出されたら嫌だけど、名前を使われている事を正直に言ってみようと思っていました。
その後、かなりの時間応接室で総務を中心にやりとりがあったようです。何名かは直接監督署の方と話しをしたと後で聞きました。私は呼ばれなかったです、良かったのかな。
呼ばれると監督署の方とだけの話合いになるので後から経営者に色々と遠回しに聞かれたようですよ。
我が社の経営者のトップはなるべく話をしない様にその時は逃げ回っていたようです。
相当ドキドキしていたようですよ。後で事務の女の子が教えてくれました。
本当に前ぶれなく突然来社するんですね。本当にビックリです。