労働基準監督署がやって来た 後編

結構、秋らしくなりました。、労働基準監督署が調査で来てから数ヶ月が経ちました。

その後の事を書いておきます。結果的には立ち入り調査前の6ヶ月分だけでしたが残業代が支払われました。

経営者としては、払う理由が無いとの主張で、辞めていった誰かが悪戯して監督署に密告したんだろうと言っていました。

経営者は弁護士にも相談したみたいですけどね。こんな事で大騒ぎしたら体裁がわるいから払ってやるわ!!! と言ってました。

経営者としては大した金額でもないんだろうなと思いましたが。金額が大きいとか小さいとかの問題ではないとも思います。

辞めていった人達にも払われたみたいです。その事だけでは良かったと思います。

支払いまでは偉い人と話しをする度にその事で尋問ばかりでした。ちゃんとした説明も無く、何の事やら最初はチンプンカンプンでしたよ。

総務から説明があっただろって凄まれても、ただ調査と書いてある書類が机の上に置いてあっただけでした。

根本的におかしな話しですよね。会社として、監督署が調査して間違いがあったのでこういった対処をしますと説明が無い訳ですから。

支払い後も毎月監督署には報告しているみたいです。総務がコソコソしています。タイムカードも、速やかに押すようにと張り紙をしていました。

作業着から着替える前にと、もうそこが間違いなんですけど。タイムカードと実際の退社時間の差が大きいと問題があるようです。

繁忙期が終わるとなんで残業になるのか執拗に追及されます。確かに人的ミスもありますから仕方ない部分もありますが、法律的にはいかがなものかと思います。

結局はまだ仕事が残っていて帰れないけれど、残業をすると執拗に経営者から言われるのでタイムカードを押してから仕事へ戻る人間が出できてしまっています。

どんどん悪循環が始まっています。それに気づいているのか分かりませんが、総務はコソコソと監督署へ報告しています。経営者は良くなったと自負しています。

6か月分が支払われて終了かもしれません。いつ頃まで報告が続くのでしょうか。

もう少しだけ様子を見てみたいと思います。